今日からシルバーウイークですね。

イベント / 2022.09.17

連休中に温泉施設に行かれる方も多いと思うので、今日は温泉の効果についてお話ししようと思います。
温泉にはどうして効果があるあるかご存知でしょうか?「勿論、効果成分あるから」と考えがちですが、これ以外にも色々な要素が影響しあって効果を発揮するのです。これを「複雑系(相乗効果、シナジー効果)」と言います。
1・物理効果
温熱効果:暑い温泉(42℃以上)は、緊張・興奮の自律神経「交感神経」が優位にたち、しっかりと目が覚めた状態になります。一方、ぬるめの泉温(37~40℃)の温泉は、気持ちを鎮める働きをするリラックスの自律神経「副交感神経」が優位にたち、落ち着いた気分になります。
また体が温まる事により血管(特に末梢血管)が広がり新陳代謝が高まり、体内の不要物の排泄を促します。例を挙げると、疲労回復は、疲労物質「乳酸」が排出されるための効果です。単純に温熱効果により血行が良くなると体によいでしょう。
体温が1℃下がると免疫力が30%落ちると言われているので、いかに体を温めることが大切かということがわかります。
なお、日本人がもっとも気持ちがいいと感じる温度は「42℃」いわれています。気温よりはるかに上回るお湯が体に負担をかけるものの、気持ち良さからくるリフレッシュ望めます。
まだ、物質効果はありますが、長くなったので次回に書かせていただきます。      
                                               獅子◎

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